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ネット上で「自称エンジニア」が増えていることについて注意すべきこと

エンジニア

最近Twitterをはじめ、YouTubeやブログなどでエンジニアという肩書きの人がすごい増えてきたと感じてました。

 

ブログを書くのも好きですが見るのも好きなので他の人のブログを見ているとエンジニアで月収何百万です~とかいう人を良く見かけます。

 

日本はIT人材が不足しているとか言われているので興味を持つ人が増えてきてうれしいと思う反面、本当にこの人エンジニアなのか・・・という怪しい人も増えてきた気がします。

 

自称エンジニアブーム

エンジニア

ぼく自身は非IT系の一般社員ですが、趣味でアプリ製作などをしているので技術的にわからないときはエンジニアの方が公開している記事を参考にさせてもらうことがあります。

 

そんな記事の中にはプロフィールでエンジニアという肩書きを記しているものの、技術的な内容には触れておらず、IT系がいかに稼げるかという方面の記事が多いものもあります。

 

そのような記事の内容
  • ・未経験でもフリーランスエンジニアに
  • ・未経験でも月収何十万
  • ・リモートワーク など

 

このように甘い言葉ばかりが並んでいて、すごいIT業界が魅力的に見えます。たしかにIT業界は成長性もありますしものづくりのワクワク感も得ることができると思います。

 

実情は異なる

スーツ

実情はそんな言葉通り甘いものではないと思います。実際技術系の学校を出てそこそこのIT企業でエンジニアをしている知人が数人いますがそれなりに皆残業が多かったり大変そうです。

 

小学生からプログミングが好きで~みたいなエリートなどの場合はは良い企業に就職してリモートワークと自由な働き方ができるのも事実です。

 

しかしIT企業といってもピンキリであり、特に下請け側は残業などブラック化しやすい傾向にあるそうです。聞いた話だと下請け側でSESという形態をとっている会社はIT業界のなかでもかなり評判が悪いようです。

 

ブラックIT企業(SES)
  • ・基本的に客先に常駐
  • ・客先のルールに従う
  • ・服は私服でなくスーツ
  • ・基本テスターなどで成長しない
  • ・残業が多い

 

すべてではないですがSESの企業ではこのような性質を含んでいていることが多くあります。給料もあまり高くなく派遣社員みたいな感じですよね。

 


客先常駐の仕事だけは選ばないでください

 

これは未経験が人が思う自由で高給なIT企業像とはかけ離れているように思われるかもしれませんが、現実的に考えて未経験でも入れるようなIT企業はこのSES企業が中心です。

 

そこで経験をつんで別の自社開発などの会社に進むという人もいますが、基本的にテストやコードチェックの作業が基本なので業務上でのスキルアップは難しく転職でのアピールも難しいというのが実情です。

 

そもそもエンジニアって?

コーディング

そもそもIT系のエンジニアといってもさまざまな種類があるんですよね。

 

エンジニアの種類
  • ・フロントエンジニア・・・デザインなど
  • ・バックエンドエンジニア・・・サーバー関係
  • ・システムエンジニア・・・企画・営業 など

 

このほかにもさまざまな種類があり、ひとくくりにエンジニアといってもさまざまな種類があります。

 

それぞれで難易度や向き不向きが変わっていたりするのでエンジニアといっても何が専門かわからないです。

 

権威効果

ネット上ってそもそも自分の肩書きなんて自由に書きたい放題なんですよね。なのでネットを冒険していると同じ顔の人が営業コンサルタントだったりトップエンジニアだったりすることがありますw

 

このように自分の肩書きを詐称するのは実際に心理的に効果があり、これは権威効果と呼ばれているものです。たとえば同じ内容のレポートでも学生が書いたものと教授が書いたものでは教授が書いたほうが人は信じやすいです。

 

このように肩書きの権威を使うことでセールスなどをより有利に進めることができるので、嘘であれ本当であれ自分のプロフィール上に職業や学歴などを載せているのはそういうことです。

限りなく黒に近いグレーな心理術

限りなく黒に近いグレーな心理術

 

 

ネットは詐称し放題

一時期ショーンKという人物がアメリカのMBAを取得していると詐称して数年間テレビやラジオで経済批評などを行っていたのも記憶に新しいですが、多分今のネット上ってこういう人がめっちゃ多いです。

 

ぼくも普段は一般人を自称していますが実は有名タレントかもしれないという可能性もあるんですよね(それはない)

 

そしてややこしいのがショーンKさんのように中途半端にその分野に造詣があるということです。

 

自称エンジニアの場合は技術的な知見はないものの中途半端に業界の動向に詳しいのであっている部分もあるということです。

 

しかしやはり業界の動向だけでは、実際の実務の実情などが把握できないので実際に転職した際に事実とは異なるというリスクがある可能性があります。

 

自称エンジニアが増えた理由

そもそもどうして自称エンジニアはエンジニアを自称して情報を発信するのでしょうか?⇒それはおそらくですがお金になるからでしょう。

 

※自称エンジニアという言葉は自己謙遜として使っている人もいますが、ここでは詐称して誇大宣伝などをしている人を指します。

 

IT業界自体が伸びているのでスクールなどの需要があるので、それの呼び込みなどを行うために行っている人が多いのでしょう。

 

自称エンジニアが増えたポイント
  • ・成長性が高い業界
  • ・案件が多い
  • ・学歴など割と関係ないから

 

実際にそういうサイトでは高額プログラミングスクールや高額教材への誘導が全てではないですが見受けられます。

 

そのような怪しい誘導に引っかかりたいために、普通のエンジニアと自称エンジニアのメディアの見分け方をまとめて見ました。

 

サイトの見分けるポイント

チェック

自称エンジニアと本職エンジニアのサイトの場合同じようにITの内容を書いているなど共通している部分もありますが区別できる点もあります。

 

プロフィール

結構プロフィールを見ると区別がわかりやすく、自称の場合はエンジニアしか書いてないですが、本職の場合だとサーバーサイドなのかWebサイドなのか明確に書いていることが多いです。

 

またgithubやqiitaなどの技術的サイトに情報発信やリポジトリを公開しているかなども大きな指標のひとつになります。

github.com

 

自称の人の場合は成果物やポートフォリオがないので肩書きを裏付ける信憑性が欠けています。なのでまずは肩書きだけではなく裏づけがあるかにも注目しましょう。

 

記事

記事にも明確な違いがあって本職の人が技術的な知識に関するものだとすれば、自称のひとはIT業界の入り方など業界動向に対するものが多いです。

 

もちろん自称の記事にもためになるものがありますが、本職の人の業界動向のほうがリアルな業務内容などを知ることがあるのでより的確な情報を得ることができます。

 

技術的なモノ移管する知識だけだったらQiitaやStack Overflow(英語)を活用するのが一番良いと思います。

qiita.com

 

広告

広告についても判断材料になります。普通はGoogleのアドセンスなどを用いるのに対して自称の場合は高額な教材やスクールの宣伝やメルマガなどの登録を促すものが多いです。

 

なかにはちゃんとしているリンク先もありますが怪しいところも多くあるので口コミなどを参考にしてから判断するようにしましょう。

www.escola-pro.com

 

まとめ

現在はIT業界の成長もあって、業界に関する動向や技術の情報などが出回るようになりました。良い流れの中、肩書きを詐称して発信しているサイトも出てくるようになりました。

 

彼らの実情はおそらくIT関連のアフィリエイターであり、高額な教材やスクールを宣伝することによってインセンティブを受け取っています。

 

誤解が多いですがアフィリエイトと自体は悪いことではなく、取り扱う商材が悪いものだと問題になります。

 

アフィリエイトが嫌われやすい理由
  • ・商材に問題がある。
  • ・売り込みが激しい
  • ・嘘をついている など

 

未経験でもフリーランスとか甘い言葉が多いですが実情はかなり大変ですし、転職して失敗しても彼らも責任を取ってくれません。

 

本当にプログラミングが好きとか頑張れたりしますが、楽そうとかそういう理由だと後で後悔することになりそうです。

 

現在では企業に入らなくとも独学などしやすいですし、個人でアプリやWebサービスを開発してリリースすることもできます。なのでプログラミングをすることにおいて会社を辞める必要などないのです。

 

自称エンジニア以外にも自称コンサルとかネット上では経歴詐称し放題なので怪しい人がいっぱいいるのも事実です。

 

なので甘い言葉には誘惑されず、まずは発信者の信憑性などを加味してからその情報が信頼しうる情報かどうか自分の頭で考えるのも重要です‘-‘ )ง✧