これからの時代に副業解禁しない会社はかなり時代遅れな話
最近ではネットなどが普及したおかげでパソコンが一つあればブログやSNSなどで収益を得られるようになりました。
特に今日ではYouTuberが波に乗っていて、初めは副業でやっていたけど専業にシフトしたという人も増えています。
実際にぼくも学生時代からブログやWeb制作などをしていて、社会人になった今でも副業として活動を続けています。
今までの日本では副業を禁止しているところがほとんどでしたが、最近では大手を中心に副業を解禁している企業も多いです。
副業を解禁した企業
- ・ヤフー
- ・日産
- ・サイボウズ など
副業を解禁しているところとしては大企業やベンチャー企業など新しい風土を取り入れている企業に多い気がします。
副業に関してはだいたい会社の就業規則で副業の可否や有効な範囲などが記されています。
企業が副業が禁止する理由
しかし企業(特に中小企業)の中には副業を禁止しているところもいまだに多く、禁止しているのにも理由があります。
本業に集中できない
副業をする場合は、終業後に行うことが基本のため、副業に熱中しすぎると夜更かししてしまうことなども多々あります。
それによって本業である仕事に集中できなかったり、仕事中も副業のことを考えてしまうなどパフォーマンスが低下する可能性があります。
実際本業に集中しようと思っても副業をやりたての頃ってやる気やモチベーションが高いので意識がそっちにいきがちです。
副業をする方にしてもやるとしても本業と副業のバランスをしっかりとれるようにしたいですね。
情報漏洩
副業の手段には様々あり、なかでもブログやYouTubeなどの動画発信はポピュラーで実際にしている人もおいです。
そのような情報発信の中で、本来秘密にしなければいけない会社の情報などが漏洩してしまうことがあります。
企業の情報が漏洩してほかの会社に知れ渡ったり、世間に知られたりすると問題になることがあり、会社にとっては大きな損害があることがあります。
ブログやSNSをしている人の中には会社の愚痴などを言っている人も多く、なかには重要な情報が漏洩しているかもしれません。
社員を失うリスク
副業ではうまくいけば本業以上に収益がもらえるというポテンシャルを秘めているものになっています。
現に有名なブロガーやYouTuberでは年収何千万・何億という人もいて、そこそこまじめにやれば本業より稼げるものもあります。
本業より副業のほうが楽だし、収益のポテンシャルを感じたら会社を辞めて副業のほうに専念する人も多いです。
優秀な人ほど副業でもうまくいく可能性があるので、企業としては大切な人材を失うことになります。
副業禁止が時代遅れな理由
旧来のシステムではない
副業禁止というのは割と昔から主流でしたが、現在では会社経営のシステムも変わっているので時代にそぐわなくなってきています。
以前では終身雇用や年功序列などのシステムが一般的でしたが、今ではそれを継続するのが難しいとトヨタの社長も発言しています。
終身雇用、年功序列があれば安心なので副業などする必要性も感じないかもしれませんが、現在ではいつリストラされるかわからないし、年齢と一緒に昇給するわけでもありません。
給与が低い
最近では景気が良くなっているというニュースもよく見かけますが、体感上、得に良くなったという感じはありません。
結局は国の景気よりかはどの会社に属しているかで、伸びしろのある産業は伸びているだろうし、斜陽産業はとくに給与なども上がらないというのが現状でしょう。
なので有名企業で給与が高い会社は問題ないかもしれませんが、給与が低い会社はずっとこの現状を打破するすべがありません。
そこで副業が可能になると、新しい収益源を確保することができるので給与面の低さもある程度緩和されます。
実際に昇進などよりも、副業に力を入れた方がより簡単に収益もあげることが可能だと思います。
働き方が多様化した
今では正社員だけでなく、非正規雇用や派遣・契約社員の存在なども目立つようになりました。
なので会社は正社員だけではなく、他の形態の社員についても待遇についてもよく考える必要があります。
待遇の是正が勧告されていてもいまだ正社員や契約社員に大きな差があるのは事実です。
そのような差を緩和するためにも副業などを認めると様々な働き方のニーズにも沿うものになっていくのではないでしょうか。
副業のメリット
収入が増える
副業を始めてしっかりと活動していけば、収益を得ていくこともできます。
もちろん世間で言われるほど簡単ではないし、初めは雀の涙ほどですがしっかりやっていけば成果がつきやすいのも事実です。
単純にいつもより収益が増えるのでその分余裕も生まれ、中には本業以上の収入を出す人もよく見かけます。
働いていて、収入アップでまず思いつくのが転職や昇進ですが、それよりも副業のほうがそれらよりも低いコストで収入をあげられるポテンシャルがあります。
スキルが増える
副業でのメリットは収益だけに目が行きがちですが、それ以外にも様々なメリットがあります。
その一つとしてスキルアップがあり、どんな副業でも継続していくことによってその分野のノウハウやスキルが身につくようになります。
たとえばブログでもはじめてみると、企画力やライティング能力など結構必要な能力が多く、運営しているうちにスキルが養われたりします。
ブログに必要なスキル
- ・企画力
- ・ライティング力
- ・SEO など
これらのスキルを上げておくと本業でも役に立つことができるし、転職時にも強みとしてアピールすることができます。
独立ができる
副業としてはじめたものでも、なかには本業よりも副業の収入のほうが上回る場合があります。
現にブログやYouTuberの世界では月数十万稼ぐ人が普通にいて、その中にはサラリーマンから本業としてシフトした人も多くいます。
独立すればフリーランスとして生きていけるので満員電車やノルマなど会社員生活ので感じていたストレスは緩和されるかもしれません。
独立にはリスクがありますし、副業の収益が上がった絶対独立しろということではありませんが、今の会社生活で苦痛を感じている人には一つの有効手段になるでしょう。
会社にもメリットがある
いままでは副業を禁止している企業がほとんどでしたが、今の時代は副業を解禁したほうがメリットになることも多いです。
給与が低い会社では社員のモチベーションとしても低くなりがちなので副業を可能にしておくことで一つの魅力になります。
また副業を社員が行うことでそこで得たスキルが本業のほうにも生かされプラスに影響するということもあり、副業解禁は良いこともおいです。
しかしもちろん懸念材料もあると思うので副業可能な範囲を指定するなど、バランスをとる必要があります。
何にせよ、人材不足で悩んでいて給与が少なく。アピールポイントが少ないような会社でもほかが解禁していない分、副業ができることは魅力になると思います。
おすすめの副業
副業には様々な形態があり、バイトをするなり自由ですが個人的には伸びしろのあるネット分野をおすすめします。
ブログ
ブログは趣味でやることも多いですが、中には収益メインのために活動している人も多くいます。
そういう人たちはオンライン広告やアフィリエイト広告を張ることによって収益を生んでいます。
収益源の例
- ・Googleアドセンス
- ・A8.net
- ・アクセストレード など
ブログはブログサービスが展開していること尾もあるので初期費用も無料から始められうので副業始めたての人にも選ばれやすいのが特徴です。
ブログサービスの種類
- ・はてな
- ・ライブドア
- ・アメブロ など
最近では動画コンテンツの成長がすごいですが、ブログも検索流入でいまなお現役で人気の高い副業になっています。
YouTube
最近波に乗っているのがYouTubeを代表する動画コンテンツで、自分で編集した動画をアップロードすることで収益を得ることができます。
撮影はスマホ一台あればできるし、YouTubeも無料ですがつきつめていくとお金がかかっていくのが特徴です。
そもそもが画質やクオリティの低い動画はあまり再生されないので機材やソフトにお金をかけたり、編集にも多くの時間がかかります。
しかし動画コンテンツの勢いが高く、他のジャンルよりも人気になれる確率が現状で一番高いと思うのがこちらになります。
プログラミング
今の時代はやたらプログラミングという言葉を耳にしていると思いますが、確かにプログラミングはできて損はないと思います。
プログラミングができるとネットでできることも大きく増え、それが結果的に副業になったりもします。
プログラミングでできること
- ・Webサービス制作
- ・ゲーム制作
- ・アプリ制作 など
これらのスキルを高めていくと、ポートフォリオとしても実績になるのでIT未経験でも転職できる可能性を高めることができます。
最近では企業でもある程度のプログラミング能力が必要とされていて、将来には今のワードやエクセルのような感覚になっているかもしれません。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとはネットを通じて仕事を依頼したり、されたりして活動することで今ではプラットフォームもあるので案件が充実しています。
案件にはイラストや音楽、ウェブ制作など多種多様で、自分の得意・好きなジャンルで挑戦することができます。
案件の種類
- ・イラスト政策
- ・BGM制作
- ・ホームページ制作 など
実際に仕事を受注して作業するので実績になり、初めは単価が低いかもしれませんが後にアピールポイントにもなります。
投資
ある程度資金に余裕がある人は投資をするというのも手段の一つです。
基本的には投資信託など専門家やディーラに任せるタイプのものを選んで資産として持っておけば銀行よりかは得なこともあります。
またある程度経済の知識などを知りたいという人はFXや暗号つっかという選択肢もあるでしょう。
これらはハイリスクですが、ハイリターンであり、最近では少額で始められるタイプのものも出ているので練習がてらやってみるのもよさそうです。
まとめ
まだまだ日本では副業解禁していない企業が多いですが、将来的には副業を取り入れるところは増えると思います。
正直以前のような終身雇用などのシステムもないので、個人がいかにして資金源を増やしていくかというのも重要になっていきます。
給与も低いのに、副業を禁止するのは社員にとってもモチベーションが低下したり会社への不信感を招く理由にもなります。
現在厚生労働省が出しているモデル就業規則でも新たに副業について記載する欄が追加されました。
このように副業は今後の働き方においても重要な要素の一つとなっていくと思うので、本業だけでなく副業もはじめてみると良いかもしれません。
また会社によっては副業が禁止・制限されている場合があるので事前に就業規則などでよく確認しておく必要があります。
これから就活する場合や、転職する場合給与や福利厚生のほかにも副業が可能かというのも注目していきたいポイントになりそうです。