無人レジの種類とそれぞれの使い方・メリットなどをまとめてみる
最近CDショップや洋服ショップなどに行くと普通のレジが無人化した自動レジになっているのをよく目にするようになりました。
数は年々増え続けていて映画館とかなんて8割以上が無人のレジだったりしますよね。
増加する無人レジ
無人レジを導入している場所
- ・映画館(TOHOシネマズなど)
- ・洋服屋(ユニクロ、GUなど)
- ・料理店(ラーメン屋など)
- ・スーパー(ライフなど)
- ・レンタルショップ(TSUTAYAなど) など
このように無人レジを導入しているお店は増え続けていて、これでも日本は遅いほうで海外などでは結構無人化が進んでいます。キャッシュレスなどもそうですが日本はIT系は一歩遅いイメージです。
それは日本人が文化として人と人との接客を大切にしているという面があるかもしれません。それでも最近のIT化の波は避けられずこれからも無人レジは増えていくでしょう。
普及するにも理由があり、それは客にとっても店員にとってもメリットがあるためです。
客側のメリット
- ・店員のミスがない
- ・従来のレジより早い
- ・決済方法が充実
店側のメリット
- ・忙しいときレジの対応しなくて良い
- ・レジでのトラブルがなくなる
- ・人件費削減
このように従来のレジよりもデメリットが緩和され、メリットが多くなることが大きくなります。実際にぼくも利用してみましたが想像の何倍も簡単でした。
無人レジを使う前はなんだか難しそうだし、なんだかんだ有人レジを使ったほうが早いと思っていたのですが実際は無人のほうが楽でしたし早かったです。
ぼくのように無人レジは何か抵抗あると感じている人もいると思うので今回は無人レジの種類やそれぞれの決済方法などを紹介していきたいと思います。
無人レジのしくみ
まず始めに無人レジの仕組みはどうなっているのかという根本的な説明をしていきたいと思います。基本的にレジ以外はいつもどおり商品を入れる作業で大丈夫なので安心してください。
無人レジにはお店によってさまざまな種類がありますが基本的な仕組みは一緒で、無人レジは大きなスキャナーという認識です。
それぞれの商品のタグ(服だったらハンガー)に電子チップが組み込まれていて無人レジの台に置くことによって無人レジが商品をすべてスキャンしてくれます。
スキャンは1秒ぐらいなのでスーパーのレジのようにひとつひとつバーコードをスキャンするよりも断然早いです。
このように商品の電子チップをスキャンするという流れは変わりませんが、お店などによってレジのタイプが変わっていきます。
無人レジの種類
上にも書いたよう無人なので自分でスキャンをするというのが基本な形ですが、レジのタイプによってスキャンの方法が若干違ってきます。
台に乗せるタイプ
これはユニクロとかによくあるタイプでスキャン用の台に商品を置いて集計するタイプです。
台の上に置くと広い範囲をスキャンしてくれるので置いてスキャンさせるだけで簡単に商品の集計を行うことができます。
購入の流れ
- ①台に商品を置く
- ↓
- ②タッチパネルで集計(スキャン)
- ↓
- ③表示された金額を支払う⇒終了
公立の図書館でも最近このタイプの無人レジが増えてきていて、そのうち本屋や公的機関などでもこのスタイルのレジが多くなってくるのではと予想しています。
ロッカーに入れるタイプ
こちらはGUなどによくあるタイプで台には乗せずに、レジの下に設置されているロッカーのような箱に商品を入れてスキャンすれば簡単に集計できます。
購入の流れ
- ①レジ下ロッカーに商品を入れる
- ↓
- ②タッチパネルで集計(スキャン)
- ↓
- ③表示された金額を支払う⇒終了
基本的に購入の流れなどは変わらず台に置くかロッカーに入れるかみたいな感じですね。個人的にはこちらのほうが楽に感じます。
自分でスキャンするタイプ
GEOやTSUTAYAなどレンタルショップに増えているのがこのタイプですね。実際にレジに店員が使うような手持ちのスキャナーが設置されていて自分でスキャンして集計していきます。
購入の流れ
- ①商品を手作業でスキャン(1つずつ)
- ↓
- ②枚数・返却期限を確認
- ↓
- ③表示された金額を支払う⇒終了
ロッカータイプなどのように一瞬ではなく、ひとつひとつスキャンする必要がありますが借りるものがわかりやすかったり、返却期限などもちゃんと明示されているので聞き逃しなども少なくなります。
スマホ連動タイプ
映画館や空港などで主にチケットを購入する際はこのタイプを使いますね。基本的にはタッチパネル操作で見たい映画を選択して空いてる席や時間を選択して金額を支払えばチケットが出てきます。
購入の流れ
- ①タッチパネルで映画を選択
- ↓
- ②時間・座席を指定
- ↓
- ③表示された金額を支払う⇒終了
しかも映画館などのチケットはアプリも充実してしているのでアプリケーションからチケットをあらかじめ購入することもできます。
そのときはアプリで表示されたQRコードを無人レジにかざすだけで終わってしまうのでスピード的にも一瞬です。なので最近ではアプリを使う人が多いのではないでしょうか。
セミ無人タイプ
スーパーなどで最近見かけるようになったのがこのタイプで完全に無人というわけではなく、レジうちなどは店員さんが行ってくれます。
そこからは自分決済パネルまで移動して表示された金額を支払って終わります。店員さんに渡すか渡さないかの違いですね。
購入の流れ
- ①店員さんが商品をスキャン
- ↓
- ②決済パネルへ移動
- ↓
- ③表示された金額を支払う⇒終了
決済方法
無人レジのもうひとつもメリットとしては決済方法のバリエーションが広がったということです。
以前からも導入されていることもありますがレジが新しくなったことによりクレジットカードや電子決済などにも幅広く対応してくれるようになりました。
※レジによっては対応していないものもあるので注意も必要です。
現金
これは従来の決済方法でなじみも深いと思います。お金を集金スロットにいれれば後は機会が勝手に集金してくれるので支払いに関するミスがなくなります。
たとえばコンビニとか従来の店員は数えるタイプだとお金を多くもらってしまったとか、おつりを多く支払ってしまったとかでその後トラブルになることも多いです。
なので集計が機械化されただけでもレジのトラブルなども減るし、双方にとってもかなりメリットがあるのではないかと思います。
クレジットカード
決済をするときはクレジットカードを用いるという人も多いですよね。実際にカード決済辞退が素早いので無人レジとあわせれば相乗効果でさらに素早い決済をすることができます。
最近の事件で飲食店の店員が二回クレジットを切って二回分の代金を受け取ったなんて事件もありました。
それが故意であれ偶然であれクレジットカードのトラブルはおおきくなりがちなので、これらが未然に防げるだけでもかなり意味があります。
電子決済
無人レジになって新しく使えるようになったメリットといえばこれでしょう。なにかと問題がある電子決済ですが着々と人口も増えてきています。
たしかにレジに端末をかざすだけで支払うことができてしまうので決済は方法としてもかなり画期的ですよね。
日本ではまだ時間がかかるかもしれませんが無人レジとキャッシュレスが普及したら買い物の形も大きく変わりそうですね。
まとめ
現時では人件費削減やレジの効率化などでレジの無人化が行われているのをよく目にするようになりました。
少し前までは映画館の受付もレジはすべて有人だったのにいまや8割以上が無人レジになっています。もはや無人しかないとこもありますよね。
なので無人レジなんてわからないし、流行らないから大丈夫でしょ~とか思っていたらいつのまにかほとんどのレジが無人になっている可能性もあります。
無人レジ自体はとても簡単ですが種類や使い方の流れを把握していないとはじめは戸惑うことも多いでしょう。
ITのスピード感はとてもとても速いのでボーっとしていたらいつの間にか普及していることが多いです。スマホとかもそうでした。
なので大事な場面で困らないように今の段階からあらかじめ無人レジの使い方や種類などを覚えて、実際に使ってみることをおすすめします。