mofflog.com

ブログやアフィリエイトなど副業に関する情報をメインに、お役立ち情報を備忘録も兼ねて発信しています。

【哲学】人は死んだ後にどうなってしまうのかを考えてみる【死生観は大事】

祈り

今回は少し重いテーマかもしれませんが「人は死んだらどうなるのか」ということについて割と真剣に考えてみることにします。

 

ぼくは小さい時から人は死んだらどうなるのかということを考えてみては、恐ろしくなって泣いてしまうことが多々ありました。

 

こればっかりは質問してみても誰もわからないことなので、親や先生に聞いても別々の回答が出てきて困惑してしまうことも多くありました。

 

深く考えるようになったきっかけ

f:id:moffle8:20190705223932p:plain

ぼくは無宗教ですが家系のお墓などは仏教に属していますし、学校生活では中学から10年間キリスト教の学校に通っていたという複雑な立場であります(笑)

www.mofflog.com

 

やはり宗教は現世での生き方と同時に死後の世界というテーマの説法も欠かせないもので、宗教によって考え方も異なっています。

 

死後の考え方
  • ・キリスト教:天国へ行く
  • ・浄土宗:極楽浄土へ行く
  • ・ヒンドゥー教:輪廻転生

 

大人になってからは若いということもあり、あまり死について考えることは無くなったのですが、最近の悲惨なニュースや身近な人の死を近くで見てまた深く死について考えるようになりました。

 

そのようなこともあって一時期は考えすぎてしまって、死に対して異常に恐怖心を持ってしまう状態になってしまいました。(タナトフォビアっていうらしい...)

ja.wikipedia.org

 

そんな感じで苦しみながらもいろいろ考えてみて一般的な死に対する考え方や、それを踏まえたうえでどう生きるかなどをまとめてみます。

 

死後に対する考え方

天国

人類も含めて動物は無限の時間を過ごすことは現段階ではできず、寿命が来れば必ずこの世を去る時が来るでしょう。

 

死後の世界はその本人しか見ることができないので、この世で生きている限りは死後の世界についての情報に触れることはできません。

 

しかし宗教などによっては偉大な指導者によって死後の世界が予知されていて、それぞれの宗教によっても死に対する考え方などはさまざまに変わってきます。

 

天国に行く説

宗教の死後の世界として割とポピュラーに信じられている考え方が死後に幸せな天界に行くというものであり宗教によってそれが天国であったり、極楽浄土であったり似たような概念が存在しています。

 

宗教別の天国の呼称例
  • 仏教→極楽
  • ヒンドゥー教→デーヴァローカ
  • 神道→天津国 など

 

実際に天国が存在するのなら死に対する恐怖心も少なくなりますし、その世界に行くために現世での善行も必要になるのでモラルも高まります。

 

存在していたら死んだ人が全員いるはずなのでキャパシティとかどうなんだろうとか夢のないことを考えてしまいますが、神様は人知を超えているので到底思いつかないような世界が待ち受けているのだと思います。

 

輪廻転生説

天国と同じぐらい浸透している考え方としてはまた違う生物に生まれ変わるという輪廻転生説です。

 

ぼくたちも今は人間という形態ですが、前世では魚や虫など別の生物だった可能性があり、実際に死んだ後も別の生物になるというものです。

 

良く映画とかでも生まれ変わったら鳥になりたいみたいなセリフもよく聞きますし、最近のアニメでは異世界に転生しているジャンルが結構ブームになっていたりします。

転生したらスライムだった件(1) (シリウスKC)

転生したらスライムだった件(1) (シリウスKC)

 

 

ぼくも実際に輪転性出来たら異世界で大富豪になって、贅沢の限りを尽くしたいところではありますが(笑)

 

実際にぼくたちは食物連鎖のシステムの中に生きていて、普段出される食料もほかの動物だったりするわけでそれを食べることによって栄養になったりして循環していきますよね。

 

<サイクルの例>

  • →植物→草食動物→肉食動物→人間→

 このように有機的にはサイクルが回っているのですが精神も移り変わるのかというのはやはり経験してみないとわかりませんね。

 

何もするなどない説

科学的に見れば天国や輪廻転生の証明することがほぼ不可能なので、無宗教に人たちは死後は何もないという考え方の人も多いと思います。

 

何もないというと暗闇の世界に一人残されてしまうのがないかという不安感もありますが、実際には死と同時に感覚や喜怒哀楽といった感情もなくなるので何も感じなくなるといいます。

 

恐怖や不安という感情は動物が危険(死)回避するために備えられた防衛本能であり、実際に死亡すると、この不安や恐怖心の感情も全部清算されるわけなので必要以上に恐れることは無いという考えです。

 

個人的にはこの考えが現段階でなんとなくしっくりきていますが、逆に天国や輪廻転生がないという証明もすることはできません。

 

なので結局正解はないのでそれぞれが信じたものが正しく、どう生きていくかということが重要だと思います。

 

どう生きるか

f:id:moffle8:20190704170202j:plain

死についてどう考えるかというのも重要なことですが、それと同じく自分たちの生について考えるのもまた重要なことです。

 

基本的には生と死は二つで一つのペアとして考えられることが多く、これらに対する考え方は死生観とも呼ばれています。

 

若いほど死に対して考える機会も少ないかもしれませんが、若いうちこそ死に対して考え、今をどう生きるかしっかり考えることも重要だと思います。

 

今を大切に生きる

死後に対する考え方はさまざまにありますが、時間が遡ってまた同じ自分になるという考え方は少ないです。タイムマシンなどがあれば可能かもしれませんが。

 

なので今の自分という人生は後にも先にも一度霧などで、それぞれの環境は違いますが大切に今を生きるということが大切です。

 

最近では娯楽も多いのでつい何も考えずダラダラ過ごしてしまうことが多い時代になっています。

 

もちろん娯楽も重要ですが人生の時間というものは有限なので、その限られた時間でどう生きるかということが重要になってきます。

 

逆算して考える

死を考えることは現在どう生きていくかを考えることにおいても大事で、死から現在を逆算して考えることによって今どう生きるべきか見えるようになります。

 

例えば自分が臨終の時を迎えようとしているときに過去を振り返ってあれをしとけばよかったとか後悔がないように普段から生活すると良いと思います。

 

後悔の例
  • ・もっと挑戦しておけばよかった
  • ・もっと健康に気を遣えばよかった
  • ・もっと人を思いやるべきだった など

 

多かれ少なかれ後悔などは少ないほうが、最後の時でも余裕を持てたり、短気にもならずにすむでしょう。

 

どうしても最期のほうになると不安から薬のせいなのか短期になってしまうこともあります。それらは仕方のないことなん最期の印象って結構残るものなので自分は最後まで落ち着いてよい印象を与えたいと思っています。

 

若い時は普段死について考えることは少ないので、暴飲暴食をしたりリスキーなことをしてしまうことがありますが、それが原因になって病気になってしまうこともあります。

 

ほかにも若い時に若気の至りで人を傷つけてしまったっとか、後で後悔になりやすいことはこの死から逆算して考えるというマインドを持てば未然に防げてより良い人生が送れる可能性も高まります。

 

万が一に備えておく

悲しいことですが最近では物騒な事件や、重い病気によって若い人でもなくなってしまうことがあります。

 

なので若くても年老いていても常に死ぬかもしれないというリスクがあり、それには未然に防げるものもあれば、防げないものもあります(災害など)

 

なのでたとえいつ終わりの時が来ても悔いがないように自分のできる範囲でしたいことは何でも挑戦するべきだと思います。

 

挑戦の例
  • ・世界旅行
  • ・やりたい仕事
  • ・自分のしたいこと など

 

ほかにも最近ではデジタル遺産というものがあり、死後にサイトやアカウントなどの処理をどうしておくか決めておくというのも重要です。

 

死んでからはアカウントの操作もできないので他人に見られたりすることもあるので、自分の持ってる資産などは今後どうしておきたいかは若いうちからでもちゃんと考えておく必要がありそうです。

 

考えておくべきこと
  • ・やっておきたいこと
  • ・資産について
  • ・デジタル資産について など

 

まとめ

動物的本能として死とは恐怖や不安の対象であり、できる限り目をそらしていたいと思いますが自分の人生を考えることにおいて死と向き合うのも必要です。

 

死と生は切っても切り離せない関係にあり、死を考えることによって今の生についてより広い考え方ができるようになります。

 

若ければ若いほど考える機会も少ないと思いますが、若いうちほどそれに向き合い生き方を決めることによってより有意義な人生を送れるのではないかと思っています。

 

皆さんも日々楽しいことや辛いことなどもあると思いますが最期から振り返った自分が満足できるような人生を送れるようありたいですね。