ブログとYouTubeとSNSを実際運営して感じた運営面・費用面・収入面の特徴
個人で発信して収益を得ることができる大きな媒体としては少し前まではブログが主流でしたが、現在ではYouTubeやインスタグラムなど発信できる媒体も増えてきて個人の発信方法も多種多様になりましたね。
ぼく自身もアウトプットすることが好きなのでYouTubeでは解説動画や実況動画(最近放置中ですがw)を細々作ってたり、このブログのほかにもサイト(Webアプリ)などいくつか広く浅くですがまったりと運営しています。
そんな現在において自分でネット上に発信する際においてどの媒体を用いるのが一番効果的かを考えたときに、大きな媒体であるブログ・YouTube・SNSの特徴を実際運用してみて気づいた面なども踏まえてどれが一番よいのかをまとめてみます。
運営面
ブログの運営
ブログは歴史的にも長く、無料ブログサービスもたくさんの種類があっていきなり初めても必要な機能はすべてサービス側が提供してくれるので読み書きする能力がある人なら誰でもすぐに始めることができるのが良いですね。
簡単がゆえに参入している人が多いのも特徴で、趣味で備忘録がてらにやってるひとからSEOだのなんだの難しいことをしているガチガチのガチ勢までかなりの人口がいます。
一説だとブログ利用者は500万人を越えており、その中から躍り出すのはほんの一握りです。
ブログは主に帰宅後の空いている時間の合間に執筆していて、作業時間は人にもよりますがぼくの場合は2時間ぐらいです。
また作業時間も自分が良く知っている内容かそうでない内容かでも結構時間差があります。専業の人だとハイクオリティの記事でも30分ぐらいで作れるらしいですよ。マジカヨ
主に閲覧ルートには検索エンジンやSNSなどのルートがあり、検索エンジンの上位に乗るのはとても大変です。
誰が書いたとかよりコンテンツ自体の質が重視される傾向にあります。闇雲にやっていくのも大変なので、初期はSNSや相互RSSなど人に見てもらう仕組みを考えて実践していくと良いと思います。
動画サイトの運営
今最も波にのっている媒体としてこれは欠かせませんよね。
主にYouTubeやニコニコ動画などが有名で、スマートフォンとアプリさえあれば誰でも簡単にコンテンツを発信することができます。
日本でのYoutuberの数は約四万人と思っていたよりかなり多いですが、本当にこんな数いるのか疑問に感じますよね?
実際のところ登録者数が10万人以上いるのは500人程度で全体の80分の一程度らしいです(それでもかなり多いとは思いますが... )。
また動画は編集作業が本当に大変でこだわりだすとキリがありません。
たとえば日本でトップのYouTuberのHIKAKINさんは7分の動画に6時間以上の時間がかかるそうでここからも動画編集の大変さがわかります。
実際適当にやってる僕でも3時間ぐらい普通にかかります。
手順としては起草⇒原稿⇒撮影⇒編集⇒サムネ・タイトル作成→最終チェックとプロセスとして見てもかなり大変で一人でテレビ局をやっているようなものです。
ブログだと誤字脱字など簡単に修正できますが、動画はまた再アップしないといけないなかったり修正もかなり困難です。
またYouTubeだと3000再生とか少なwとか思う人もいるかもしれませんがブログでは一記事3000PVってなかなかすごい数だとおもうんですけどねえ・・・。
ブログと違って動画はコンテンツよりチャンネルのキャラクター性が重要視されるような傾向にあるんじゃないかなと感じています。
またプラットフォームが統一されているため自分のコンテンツが世界各地のユーザーの目にとまることがあります。
人気タイトルのゲーム動画だとたまに海外のコメントがあります。文字とは違い動画は視覚的要素が高く異文化にも認識しやすいのでコンテンツによっては大きく人気を出すことができます。
SNSの運営
コンテンツを発信する際において一番手っ取り早いのがこれで、例を挙げるとTwitterやFaceBookなどですね。
有名なSNS
- ・Facebook など
実際に使っている人も多いと思うので勝手などよくわかっていると思いますが、フォローなどが気軽にできリツイートなど自分のコンテンツを拡散させる環境が整っています。
SNSを使っている人は日本で約4000万人で約3人に1人が使っている計算になります。
ブログや動画サイトと比べても圧倒的で、コンテンツも少ないテキストや画像なのでコンテンツを発信する手段としては一番簡単だと思います。
デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 「つながり」と「共感」で利益を生み出す新しいルール(MarkeZine BOOKS)
- 作者: 林雅之
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2018/02/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
これは動画サイトとブログの中間的なキャラクターで、コンテンツの内容はもちろん個人のキャラクター性なども重要です。
費用面
ブログの費用
ブログにはさまざまな無料サービスがたくさんあるので特別に必要なものなどはありません。
しかし無料ブログサービスだと制限も多いので、本格的に運営するためには独自ドメインやサーバー、有料機能などを利用しなければならないのでそれなりに費用がかかってきます。
必要になってくるもの
- ・ドメイン代
- ・サーバー代
- ・デザイン代 など
費用は年間一万円~程度で捕らえ方はさまざまですが、一ヶ月のバイト代で十分まかなえるぐらいの料金なのでそこまで敷居は高くないと思います。
自分で企画などを行う場合は費用がかかりますが、一般的にほしくて買ったもののレビューや実際に経験したものを流用して記事に昇華できるのでコストパフォーマンス的に良いです。
動画サイトの費用
YouTubeで動画登校するのは無料なのでスマートフォンがあればお金をかけず行えますが、それなりに見てもらうクオリティにするためには高価な機材(カメラ・マイク)や編集ソフトが必要になってきます。
必要になってくるもの
- ・ビデオカメラ
- ・マイク
- ・編集ソフト など
パナソニック HDビデオカメラ V360MS 16GB 高倍率90倍ズーム ブラック HC-V360MS-K
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
- 発売日: 2016/10/14
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
これらは良いものを揃えると普通に10万円以上して来るのでそれなりの環境を揃えるのは初心者にとって若干敷居が高い気がします。
またYouTubeのトレンドとしてお金を使う企画が多いのでそういう意味でも実際にかかる費用はピンからキリまであります。
費用が少ないものにはゲーム実況や雑談系などがありますが、それらもスキルが無いとなかなか見てもらえるようにはならないので自分の発信するコンテンツのジャンルや方向性をしっかり見極める必要があります。
SNSの費用
基本的に無料のサービスがほとんどなのでお金がかかることはありません。
ものをレビューすることがメインの場合は商品の購入などの料金が必要になりますが、アカウントの維持費やクオリティにかける費用もかからないのでかなり手軽です。
収入面
ブログの収入
基本的にブログで収益を得る豊富としてはGoogleアドセンスやAmazonアソシエイトなどがあります。
ほかにも指定の商品を自分の記事で売り込むアフィリエイトなどがあり、方法も様々にあります。
アドセンスの場合は広告が展示された回数やクリックされた回数で収益が発生し、アソシエイトの場合は実際に購入されて始めて収益が派生します。
単価も記事のジャンルによって広告が変化するので様々です。
しかしそれらの広告を設置するためには審査が必要で、いきなり収益が発生することはありません。その広告を展示するにふさわしいサイトかを判断されるので記事のコンテンツの質や量を増やす必要があります。
またアクセス数が多い人気のブログなどは企業から声がかかり宣伝をお願いされることもあります。
ほかにもアドセンス広告の展示などがグレートアップしたりとにかくアクセス数を増やすことは収入面に大きなメリットがあります。
トップ層は年収ベースで何千万も得ている人がいるので、以前より勢いは落ちているもののいまだに夢がありコンテンツ発信においても人気があります。
動画サイトの収入
動画サイトは再生数に応じたインセンティブ収入が発生し、多く再生された動画にはそれだけ大きな収益が発生します。
また動画の時間を延ばすなどコンテンツの質を上げることによって貼れる広告の数も増えていきます。
ブログ同様に誰でもいきなり収益がもらえるわけではなく、チャンネル登録1000人以上はそう再生時間4000時間以上など収益を得るまでのハードルが高いです。
動画作成の手間もすごいかかるのではじめ無収入で活動するのでモチベーション的にはなかなか上げづらいです。
しかしトップ層は夢があり年収何億クラスという人たちもいます。人気になるには時間や費用など大きいですが、それだけ成功したときのリターンが大きいのも魅力的です。
SNSの収入
基本的にSNSにはデフォルトで収益システムを導入しておらず、広告も貼ることができないのでブログや動画サイトのような収益モデルがありません。
なのでSNSでビジネスをするアカウントなどは多くなく、ブログやYouTubeなど運営している個人が自分のコンテンツを拡散するツールのひとつとして使われることが多いです。
実際にブログサービスやS動画サイトにはSNSサイトに共有するボタンがついているのでどんどん活用していきましょう。
しかしSNS自体でも影響力の大きいアカウントは企業から声がかかり、宣伝などを依頼されることがあります。
特にインスタ界隈では一般人が影響力持ったインフルエンサーとなりセレブの仲間入りする例も多くあります。
結局どれを使えばいいのか?
自分に適している・好きだと思うものを選べばいいと思います←一番視聴者が求めていない結論。
発信手段は増えて迷うことも多くなりましたが、以前と比べてより自分に適した方法を柔軟に選択できるようになったのでこれは良いことなんじゃないのかあと思っています。
個人的にいえばそれぞれのメディアを広く使って相互に回るエコシステムを作っていくのが良いと思います。
たとえばブログを書いてその内容をTwitterに連動して投稿させたり、Twitterで短い動画で拡散させてYouTubeのほうに誘導するなど相互作用をうまく活用していくことがこれから重要になっていくんじゃないかなと思っています。
またいきなりYouTubeでコンテンツを発信するのも難しかったりすると思うので、初心者の人などは最初は文字だけのSNSからはじめて⇒画像つきのブログ⇒動画などステップを踏んでそれぞれを使っていくのがぼくとしてはおすすめです。