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衰退の一途をたどる将来性の無い中小企業の特徴とその対策 

中小企業

最近ニュースでは働き方改革など従来の会社経営のシステムを見直し、新しくしようという動きが強くなってきました。

 

たとえばぱわはらやセクハラなどにはよりいっそう厳しくなり、残業などに対する姿勢もずいぶんと厳しくなり、これらは良い傾向だと思っています。

 

会社を経営するに置いて事業などは好きに行えますが、労働に関する基準は常に政府に管理されているので自由に裁定することはできません。

 

これらの動き柔軟に対応できている企業もあれば、できていない企業もあります。

 

できていない企業の場合はだいたい古い経営姿勢をとっていて、大きく会社経営の基本が変わり行く現在では、かなり厳しいものになってくると思います。

 

 

これからやばい理由

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ぼく自身も中小企業で働いていて、実家も中小企業を営んでいるので労働者・経営者的な目線から感じたこれからの経営が難しくなっていくポイントを挙げていきます。

 

少子高齢化

日本の人口はご存知の通り年々減り続けていて、比率的にも高齢者が多く占める少子高齢化時代になりました。

 

人口が減ることによって単純に顧客が減るので売り上げがあげにくく、経営の立場に見ても従業員の高齢化が進み体力などによる生産性リスクの低下のリスクがあります。

 

高齢化企業のリスク
  • ・体力面
  • ・生産面
  • ・改革面

 

予想だとこの傾向はこれからもずっと続くので、それに対する対策がしっかり打っておく必要があります。

 

従業員待遇の引き上げ

最近では非正規雇用と正規雇用の差を少なくする試みが行われたり、ノー残業デーを増やしている企業が増えとてもよいことだと思います。

 

一方経営者の立場に立ってみると賃金の増加で人件費が今まで以上に高くなり、経営が回らなくなる可能性もあります。

 

賃金が上がると従業員が喜ぶ一方で、会社の経営状態が悪くなり、いつの間にか破綻しているなんてこともあります。なので従業員が幸せになる一方で経営側は危険な状態に陥っている可能性があります。

 

経営者がどうなろうが知らんと思うかもしれませんが雇われている立場の場合、経営悪化によりリストラや倒産などのリスクもあり決してひとごとではありません。

 

グローバル企業の進出

ITが発達したという面もあるとおもいますが海外の企業も日本のマーケットに参入するようになって来ました。

 

韓国のサムスンしかり、今日では中国の勢いが強くなってきていて格安スマホなどのシェアが日本でも高くなってきています。

 

よく聞く海外企業
  • ・サムスン
  • ・ファーウェイ
  • ・benq など

 

昔までは中国製はあやしイメージでしたが今では中国製でもクオリティの高いものが多いですし、中国で作ったほうが割高になることもあります。

 

いままではMADA IN JAPANというワードは強みでしたが最近では周りの国と大差がなくなってきました。

 

利用者にとっては格安でモノが買える反面、会社にとっては強力なライバルが生まれる結果になりました。

 

だめな中小企業の特徴

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このように普通に健全な経営をしているだけでも会社を存続させるのが難しくなってきて現代で、旧態依然の姿勢を貫いている企業はかなり危険だといってよいでしょう。

 

これからの時代に必ずといっていいほど衰退していく企業の特徴をまとめてみたので経営者だけでなく、社員の方もご参考ください。

 

ワンマン経営

社長が基本的に営業などを行っている経営は所謂ワンマン経営と呼ばれています。これを行う審理としては社員になんらかの理由で任せられないという理由が多くあります。

 

特徴として独裁色が強いので自由な意見が生まれにくく、トップのセンスが相当よくなければまず存続は難しいです。まあ普通そんなセンス良い人だったらワンマンになんてしないとはおもいますが...笑

 

仕事を与えられないのは社員にとってもモチベーション低下につながりますし、社長が営業ばかりしているために大事な経営の分野に割ける時間がないなんてこともあります。 

 

ワンマンのデメリット
  • ・社員に仕事が回らない
  • ・独裁的
  • ・経営に力が入っていない など

 

社長のワンマンだけでなく、社長の家族や親戚が役員のポジションについていることを家族経営と呼ばれていますがこれも独裁化しやすくなります。

 

もちろんか俗気家でもうまく言っている場所はありますが、そのような企業はちゃんと多種多様な人も役員に入れたりしていることが多いです。

 

システムが古い

管理システムや製造手法など旧来以前の方法を継続している企業は新しい分野に対応することが難しいのでこれからの時代においてもかなりのリスクがあります。

 

自分達は紙媒体になれているからという理由で使い続けても、回りのパソコンなどの活用している企業のほうが圧倒的に生産性も違いますし格差も広がっていきます。

 

古いのはシステムや手法だけでなく、会社風土にも当てはまり年功序列や今序論見たいのが根強く浸透しているところも多いです。

 

アナログなシステム
  • ・媒体は紙メイン
  • ・年功序列などの古いシステム
  • ・パソコン技術に疎い

 

変わらない大事なモノも重要ですが、基本的には頑固にならず柔軟にすばやく対応することが経営においても重要です。

 

現状維持が精一杯

会社の成績を上げるのが難しく、目標として現状維持を掲げている場合は結構危ない可能性があります。

 

なぜなら現状維持を目標にしている場合はだいたい追い抜かされてジリ貧になるケースが多いからです。

 

経営においても守りよりも攻めの姿勢が重要で、新しい技術を取り入れるなどリスクをとって攻めの姿勢でいたほう現状維持よりも業績があがる確率が高いです。

 

削減傾向にある(人員・投資)

無駄な経費を見直して削減することはよいのですが、資金がそこをついてきていて人員補充や設備に費用を渋るようになるのは危ないです。

 

たとえば数十万するソフトを新しく導入すれば、将来的に大きな金額を回収できるのに目先に金額に目を取られ渋るられるなどがあります。

 

経営が逼迫してくると短期的な視点になりがちですが長期的な目線をもって対策を練っていかないとこれから存続・繁栄させていくことは難しいと思います。

 

高齢化

少子高齢化の影響を受けて会社内の高齢化も進んできています。これ以下によって熟練度が高いなどのメリットがありますが、体力や新しいものへのアンテナなど若い人と比べて劣るところもあります。

 

熟練者
  • ・スキルが高い
  • ・体力が少ない
  • ・アンテナが鈍い

 

若者
  • ・スキルが未熟
  • ・体力はある
  • ・新しいことを知っている

 

なので若い人との比率のバランスが取れていればよいのですが、高齢者の比率が多くなってくると会社でもイノベーションが起こりにくくなります。

 

現在の企業は売り手市場と呼ばれ社員が入りやすいようなイメージがありますが、実際には企業側が高望みしていたり採用する資金が無いなどの実情もあります。

 

対策

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システムの見直し

旧態依然の管理システムや風土が根付いている会社は必要な部分だけは残し、改善できる点はどんどん新しくしていったほうがよいです。

 

なかにはパソコンに苦手意識があってアナログ操作だけしている人もいますが、パソコンを使ったほうが圧倒的に早くなる場合が多いです。

 

なので面倒くさがらずしっかりと機械の使い方は慣れておいたほうが今後のためにもよいと思います。

 

伸びている産業にシフト

いま主に取り扱っているものが斜陽産業であるならば需要のある産業を新しく始めてみるという手もあります。

 

もちろん服屋からITメーカーに変化など完全異業種はノウハウ的にも難しいですが、服屋と何かを組み合わせることによって新しい何かを生み出すこともできます。

 

例えば服屋と伸びているIT産業と掛け合わせて、個人がIT技術を使って自由に服をデザインできる仕組みなどを売り出せば伸びるという可能性もあります。

 

若手を入れて空気を変える

やはり企業を存続させていく以上、若い人を取り入れて会社のサイクルもどんどん新しくしていったほうがメリットも大きいです。

 

ただでさえ高齢化で会社内の平均年齢があがっているので積極的に若手を採用することにより新しい感覚やイノベーションのヒントにつながることもあります。

 

やはり年代によって感覚は全然異なっていて若い人には体力面や機械関係に対する知識なども強いです。

 

また取引先の相手が若い人なら若い人に対応させたほうが話なども合いスムーズに行く可能性も高まります。

 

なので積極的にコミュニケーションを取れるような環境を作っておくというのも大事なことだと思います。

 

M&A

最近では中小企業でも高齢化などでバタバタ経営破たんしているところが増えてきているのでM&Aという事業買収が仲介を通して活発になってきました。

 

経営破綻になった企業でも使える事業があったりするので、欲しい企業がいる場合は事業買収という形で買収され、会社を倒産させずにすむことができます。

 

今では中小企業の社長の息子という立場でも後継しないという選択も増えてきており、倒産しかないという場合はM&Aも視野に入れたほうが良い方向に進みやすくなるとおもいます。

 

現にこれから従業員20人未満の企業は破綻理数が大きくなり、企業合併などの手段が不可欠なってくるという有識者の意見もあります。

 

しかしM&Aは何でも買い手がつくわけではないですし、常に魅力のある事業はちゃんと育てていくなど事業努力をしないと見向きもされないでしょう。

 

社員なら転職も

いままでは経営者目線で割りと話を続けてきましたが、社員にとっても自分の会社がどんな状況などか見分けることは重要です。

 

雇われている立場だし、どうせ潰れないだろうと思っていても最近の傾向から中小企業は何時倒産してもおかしくない状況にあります。

 

そのような時は自分から会社に提案するというのもよいですが、難しいですし受け入れられたところで成功するかは怪しいです。

 

なのでそのような場合はいっそのこと転職を視野に入れたほうが後々のためには良い選択肢といえるでしょう。

 

まとめ

働き改革など従業員に優しい良い流れが生まれていく一方旧態依然の姿勢で行っていた企業は資金のやりくりなど危機的状態に迫られています。

 

そのほかにもグローバル企業参入や少子高齢化などさまざまな問題を抱えている現代にとって新しいことをとりいれ前進していくという姿勢は必要不可欠になってきます。

 

問題となっている箇所をひとつずつつぶしていくだけでも状態は良くなっていくとおもうのでまずは実際に変革していくことが重要になってくると思います。