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「老害」にならないために若いうちから訓練しておこう

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ビジネスでもプライベートでも人間関係の中にはいろんなひとがいて、その中には「老害」と呼ばれている人たちがいます。

 

老害とは言葉が悪いですが、要するに昔でいう頑固おやじの凶悪版のような感じで、自分の既得権を主張して立場の弱い若者に圧力をかけてくる人などを指します。

 

身近にいる老害
  • ・ワンマン経営の老社長
  • ・すぐ怒鳴るクレーマー老害
  • ・若者を軽視している老害 など

 

実際に接していても建設的な会話は難しいし、特に会社など組織的な関係の中にいるとデメリットも多いんですよね。また客観的に見てもあまり良い年齢の取り方とは思えません。

 

人間はだれしも年を取っていくので当然年齢を重ねる中で思考が凝り固まってしまったりして「老害」化することもあり、現在老害である人も若い時はそうでなかったかもしれません。

 

なので今回は「老害」の特徴などを見直して、今後自分自身がそうならないためにどうしたらいいかなどを考えていきます。

 

 

「老害」ってどんな人?

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具体的に老害と呼ばれている人たちはどのような特徴があるのかをまとめてみます。

 

年功序列主義

老害と呼ばれる人の大きな特徴には年功序列年主義というものがあって、これはつまり年齢が高い=偉いと思っている考え方です。

 

特に日本の昔の会社は年功序列が当たり前で、年上を敬うのを重視していたので、それを常識として生きていたのでそう考えるのはある意味仕方がありません。

 

しかし現在は年功序列のシステムは崩れかかっていますし、例え会社で年功序列のシステムがあってもほかのコミュニティでは当てはめるべきではありません。

 

もちろん年上は尊敬するべき対象だとは思っていますが、それはイコール偉いにはならないと思います。

 

年上の人たちにも偉大な人もいれば、そうではない人もいるし、自分より下の世代でも自分より偉大な人はたくさんいるので地位に年齢は関係ありません。

 

若者が悪いことをした時に正しい叱責をするのは構いませんが、理不尽なことで怒鳴ったり価値観を押し付けてくるのは老害といわざるを得ません。

 

頑固である

老害と呼ばれる人たちは古い価値観で思考が完成してしまっていて、新しいことを積極的に知ろうとしたり学ぼうとしない傾向があります。所謂頑固おじさんですね。

 

よく決めゼリフとして「最近の若者は…」とか言ったりしますが、常に変化に柔軟に対応できていれば若者の志向にも共感できるので、ギャップは感じても理解はできます。

 

しかしこれもある意味仕方のないことで、人は年齢を重ねていくごとに考え方が固まりやすくなってしまうというのは心理学的にも言われていることなのだそうです。

 

これは自己一貫性というものが関係しているらしく、年齢を重ねていくと今までの自分を肯定するために安定的な志向になっていきます。

 

これは家庭的な面で見ればよいこともあるのですが、リスクを取り辛くなったり新しい考え方などを受け入れにくくなってしまうので特に経営者などリーダーの立場には良くないとされています。

 

古い価値観にもずっと変わらない大切なものもありますが、ときに新しい世代の進歩の妨げになってしまうこともあります。

 

過去志向

年を取ればとるほど体の不調がでてくるので、仕方ないことではありますが志向的にも過去のものが中心になります。

 

話をしていても昔の話ばかりで、「昔はよかった、今は世知辛い」などという話を延々と長話されることもあります。

 

長話ぐらいなら可愛げがあると思いますが、それをずっとされてしまったりすると会話も敬遠したくなりますよね。

 

昔はよかったというのは確かに当時の年齢的に見てもそうなのかもしれませんが、それが今が悪いという理由にはなりません。

 

ぼくとしては昔も良いと思うけど、今は今でネットなど普及してるし比べてもかなり良い時代だと思っています。

 

要するに自分が若くて元気な時代というのはどの時代においても綺麗に映るのではないかと思います。

 

特に過去の情報などは美化されやすいので、現在よりも過去が魅力的に見えてしまうのでしょう。

 

「老害」になるデメリット

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老害になってしまうのは人間の脳のメカニズムや日本の風土などから見ても仕方ない部分もありますが、やはり自他ともにデメリットが高いと感じています。

 

思考停止する

老害化してしまうと、自分の価値観が昔の古い状態のまま止まってしまってそこから更新されなくなります。

 

また自分が偉いと思うことによって相手の意見などに耳を傾けなくなったりするので思考停止の状態に陥ります。

 

思考停止してしまうと思考や行動・言動がどんどん独りよがりなものになっていってしまいます。

 

常に新しい情報を入れたり、若い人の意見などを受け入れていくと脳トレにもなりますし、気持ちも若いままでいられます。

 

嫌われる

傲慢な態度や、求めてもいない説教など客観的でない行動をすると特に若い人たちにはかなり嫌われるでしょう。

 

老害化していくとどんどん独りよがりな性格になっていくので人としても嫌われやすい性格になってしまいやすいです。

 

なので採取的には若者だけではなく、周りの同年代からも人が離れていく悲しい結果をもたらすこともあります。

 

終わり良ければすべて良しということあがあるように、人間関係においても最後のほうの印象って結構大事だったりします。

 

なので老人になった時こそ、周りの人に良い印象を与えられるようになるためにも良い老人になる必要があります。

 

また老いていくと周りの人が旅立って取り残される寂寥感などを感じる人も多いので、先の長い若い人と交流できるようになるのは結構メリットがあると思います。

 

人生にハリがなくなる

話題や価値観を拒絶することにより、自分の価値観はずっと過去にいるのに現在にいるという謎な生活になってしまいます。

 

最新技術の情報など新しい情報は時に希望などを見出してくれるものであり、それはいくつになっても変わらないものだと思います。

 

やはり常に新しいものに触れていたほうが、人生においても刺激になりますしハリあいがでてきます。

 

年齢を重ねれば身体的に衰えてしまうのは仕方のないことですが、気持ち自体は持ちようによってはいつまでも若くいることができます。

 

そして気持ちはお肌とかと比べてもアンチエイジングもしやすいので、いつまでも若々しく痛いですね。

 

「老害にならないための方法」

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ぼく自身もまだ20代なのでカテゴリー的にはまだ若者だとは思いますが、たまに10代の人たちのツイッターやトレンドを見るとギャップを感じてしまうこともあります。

 

このギャップへの抵抗感が老害の始まりだと感じていて、割と若い時から老害にならないための対策は重要だと思いました。何事も積み重ねですね。

 

柔軟な思考を持つ

やはり老害による様々なデメリットは「凝り固まった思考」が原因していることが多く、それを改善するだけでも結構違うと思います。

 

柔軟な志向とは様々な状況に応じてそれぞれに合った適切な考え方ができることで、これには客観的な目線なども重要になってきます。

 

年齢を重ねてくると若い世代など考え方に違和感やギャップを感じることもありますが、それに対してどう捉えるかで変わってきます。

 

老害化傾向がある人はこれを「最近の若者は...」などと一蹴してしまいますが、柔軟な思考を持てばそれについて考えたり、理解の姿勢を示すことができます。

 

柔軟な志向は高齢者だけでなく、どの時代においても大事なものなので日ごろから意識していく必要があります。

 

新しいことにチャレンジする

年齢を重ねてくると体力的な理由などでどんどん消極的になっていきがちですが、常に新しいことにチャレンジすることは重要です。

 

物事をチャンレンジするのに年齢は関係なく、新しい楽しみが増えることで人生も楽しくなります。

 

さすがに高齢者にバンジージャンプとか激しいスポーツなどは難しいかもしれませんが、他にもできることはたくさんあります。

 

最近では高齢者のYouTuberTwitterをする人も現れていて、この人たちの姿勢は尊敬できます。

 

www.youtube.com

 

他にもTwitterでは小池和夫さんや内海桂子さんのツイッターなどはかなり経験に富んだものが多く非常に参考になります。

 

 

先日なが残念ながらお亡くなりになりましたが80歳を超えながらも80万人のフォロワーがいて、若者からも多くの支持があった小池和夫さん。将来はこういうおじいさんになりたいですね。

 

おすすめのチャレンジ
  • ・SNS
  • ・ブログ
  • ・YouTube など

 

年齢関係なく尊敬する

老害の人は年功序列の意識が強いので、年齢が高いことは絶対的な正義だととらえてしまうこともあります。

 

もちろん年上は敬うべきですが、それが年下を蔑視する理由にはならず、どの年齢層にも尊敬すべき人はいます。

 

なので年上だろうが年下だろうが、自分が尊敬すべきと思った人は尊敬するという姿勢が大切です。

 

お互いにリスペクトする気持ちがあれば、どんなに年齢が離れていたとしても良好な関係が築けるとおもいます。

 

特に年齢は離れているほどギャップはありますが、話していて新しい情報がお互いに入手できるので面白かったりするんですよね。

 

なので若い人も高齢者を敬遠することも多いのでお互いに尊敬してコミュニケーションが取れるとよいと思います。

 

現在は高齢化社会

現在の日本は人口の三分の一が高齢者といわれているほどの高齢化社会で、必然的に老害と遭遇する確率も高くなっています。

 

正直老害の人を説得したり、いかにデメリットを解いても変化を期待するのは難しいでしょう。

 

自分を客観的に見て、現状が大変だということに気付けないとなかなか動き出せないので徒労に終わってしまうこともあります。

 

あと老害化って進行すればするほど元に戻りづらくなるものだと思うので、若いころからならないように意識するのが大切だと思います。

 

要するに老害化って「気持ちの老化」なんですよね。

 

年齢的には年齢を重ねて衰えていくのは仕方がないですが、気持ち自体は持ちよう次第でどうでもいられます。

 

なのでいつも新しい気持ちをもって年齢を重ねても今と同じような気持ちでいられるように努力して生きたと思います。