Google Homeを使って声だけで家電を操作する方法【赤外線・bluetooth両方対応】
結構前ですがGoogleから発売されているスマートスピーカー「Google Home」を購入しました。
スマート(AI)スピーカーとはその名のとおり音声認識するスピーカーで例えば「リラックスできる音楽を流して」など声で命令するとその実際に音楽を機会が勝手に選んで流してくれたりします。
スマートスピーカーはGoogle HomeのほかにもAlexa導入のAmazon EchoやLINE Clova Friendsなどが有名ですよね。買った理由は特にほしいわけでもなかったんですが、なんとなく気になっていたのでポチりました(単純)
有名なスマートスピーカー
- ・Google Home
- ・Amazon Echo
- ・Clova Friends
大してよくわからないまま使っていたので勝手から一年ぐらいは音楽を流すとか今日の天気を教えてもらうぐらいの簡単な機能しか使っていませんでした・・・それだけでも個人的にはすごい便利だったけど。
- 有名なスマートスピーカー
- スマートスピーカーの真価
- 実際にGoogle Homeで家電を動かしてみる。
- bluetoothで家電を操作する編(IoT家電)
- 赤外線で家電を操作する編
- Google Homeの設定
- IHCの設定
- IHCとGoogle Homeを連携
- 実際に使う
スマートスピーカーの真価
スマートスピーカーのCMを見てて家電も操作できるということにはじめて気づきましたw
実はスマートスピーカーは命令した内容をスピーカーから返すだけでなくbluetoothを用いて電子機器の操作などもできるんです。
ここでスマートスピーカーの現段階でできることの一覧をまとめてみます。
スマートスピーカーでできること
- ・音楽を流す(指定の音楽サービスから)
- ・家電の操作(テレビ・ライトなど)
- ・動画を流す(YouTubeなど)
- ・検索機能(今日の天気は?今日は何の日?)
- ・タイマー・アラーム
- ・アプリ連携(カレンダー・マップなど)
などスマートスピーカーがあればこのような操作が声だけで行えるようになります。もちろん種類によっては防水機能がついていたり、モニターが内蔵されているものなどもあります。
Echo Show (エコーショー) 第2世代 - スクリーン付きスマートスピーカー with Alexa、チャコール
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- 発売日: 2018/12/12
- メディア: エレクトロニクス
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またGoogleかAlexaかによっても使える機能等が多少異なってくるので選ぶ際はそこらへんを確認しておきましょう。
実際にGoogle Homeで家電を動かしてみる。
今回必要なもの
・スマートスピーカー(今回はGoogle Homeを使用します)
・スマートフォン(要アプリ)
・対応家電
これだけです。
基本的に家電を操作する際にはbluetoothを使用します。なので家電側もbluetoothに対応したものがないと使うことはできません。
現在はスマートホームやIoTという概念が広まってきていてこのようにスマートスピーカーに対応しているような家電や建築設計なども増えてきています。
しかしまだそんなスマートホームを採用している家庭はほとんど思います。実際にぼくの部屋のライトなど赤外線です。
ですが赤外線を使用する家電にも適応させる方法があるので安心してください。まずはbluetoothから。
bluetoothで家電を操作する編(IoT家電)
IoTとはInternet of Thingsの略でインターネットで制御できるモノをさします。ここでは「スマートスピーカーを使って家電を操作する」がこれにあたります。
bluetoothとは無線の規格の一つでデバイスとデバイスをつなぐ見えないコードのようなものです。
スマートフォンやイヤホンなどさまざまなデバイスに内蔵しています。bluetoothが対応可能な家電はたくさん出てきました。
bluetooth対応家電
- ・ライト
- ・カーテン
- ・テレビ
- ・インターホン
- ・スピーカー
- ・エアコンetc...
とさまざまあり、これからもこのようなスマート家電が増えていくことでしょう。
しかしすべての家電にbluetooth対応しているわけでなくスマートスピーカーと連携できるかもわからないので商品を選ぶ際は自分のデバイスと適合しているか調べたり店員さんに聞く必要があります。
まずはスマートフォンのアプリで設定
実際にスマート家電がそろったら次はスマートフォンと連携します。ルーティングとしては家電---(スマートフォン)---スマートスピーカーという形になります。
基本的にスマートフォンは設定をするときのみ使用します。
Google Homeを使用している場合はアプリのストアから「Google Home」というアプリを検索しインストールしていきましょう。
セットアップ画面に入るのでそこからサインイン(ログイン)、住所登録、音声認識などの基本設定を行います。
家電を登録
すべて設定し終わるとホーム画面に入りそこで詳細設定や実際に声で音楽などを再生できるようになりました。
次は家電を登録する方法でこれはホーム画面から+マークの「追加」と書いてあるボタンを押しさらに「デバイスのセットアップ」に進みます。そこからデバイスを検出して追加できたら完了です。
そうすることで「つけて」、「消して」などの命令で家電が操作できるようになります。(対応している命令は家電によって異なります)検出できないなどの問題がある場合はデバイス側に何か不備が無いかを確認してみましょう。
赤外線で家電を操作する編
先ほどはスマート家電を前提に説明しましたが実際は赤外線内臓の家電がほとんどだと思います(あとスマート家電は高くて手を出しづらい)。
本来スマートスピーカー本体はは赤外線に対応していないのでそれ自体で赤外線の家電を操作することはできません。
しかし間に命令を赤外線に変換するデバイスを用いることでスマートスピーカーでも赤外線家電を使用することが可能になります。
必要なもの
- ・スマートスピーカー(今回はGoogle Homeを使用します)
- ・スマートフォン(要アプリ)
- ・赤外線家電
- ・変換デバイス
ルーティングとしてはこんな感じです。
赤外線家電---変換デバイス---(スマートフォン)---スマートスピーカー
※スマートフォンは設定時のみ
いろいろありますが今回変換する際に用いるデバイスは「RM Mini3」という製品で中国製ですがレビューもよく設定も簡単だし1000円程度で買えるのでこちらを使用。
Google Homeの設定
手元に揃ったらまずは先ほどにも書いたようにGoogle Homeアプリのインストール→セットアップを行います。
手順どおりサインイン(ログイン)、住所登録、音声認識などの基本設定を完了するとホーム画面に映ります。ここでいったん放置。
IHCの設定
次にRM Mini3側の設定を行います。このデバイスにはスマートフォンで操作するために「IHC(Intelligence Home Center)」というアプリと連携して使います。基本的にはこのアプリを使って家電の接続の設定をしていきます。
しかしこのIHCというアプリは無料ですが、iphone・androidどちらも日本版のストアではダウンロードすることができません。
なので手に入れる際はapkを直接ダウンロード、または端末の設定を海外にして海外のストアからインストールしなければ行けません(その後設定を日本に戻してもアプリは消えません)。ここが一番面倒なポイントですね~ここを乗り越えたら後は楽勝です。
apk→https://www.apkmonk.com/app/cn.com.broadlink.econtrol.plus/
インストールが完了したらIHCを起動して手元のRM Mini3とデバイス連携させます。アプリの「Add Device」を押すとカメラが起動するのでデバイスに張ってあるシールのQRコードをスキャンします。
認証が完了したら次は家電を登録します。
基本的にこのデバイスでは
- ・ライト
- ・エアコン
- ・テレビ
が対象になっています。
ブランド名など必要な事項を入力して、アプリ側から家電の操作ができるようになったらひとまずIHC側の設定は終了になります。
IHCとGoogle Homeを連携
最後にGoogle HomeアプリとIHCを連携させます。Google Homeアプリホームの「追加」⇒「デバイスのセットアップ」から「Googleと連携させる」に進みます。
そうするとさまざまなサービスが出てくると思うのでそこから「Broad Link Smarthome(もしくはIHC)」を検索し設定します。
実際に使う
こうして同期が完了するとようやく赤外線家電でもスマートスピーカーによる操作が行えるようになります。
赤外線で操作する方法は面倒で家電も限られますが声だけで操作できるというのはとても便利です。
たとえば朝とか電気つけるのもだるかったり、寒くて布団から出られなかったりします。
そんなとき「電気つけて」、「暖房つけて」でと声に出すだけで動いているのでなんだか未来にいる感覚が味わえます(どんどんダメ人間になってく・・・)
こんな風に設定はちょい面倒でしたが、少しの手間をかけたことによって結構生活が楽になりました~。おわり。