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無神論者のぼくがキリスト教の学校に10年以上いて実際に感じたこと

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 ぼくは家族的に見ても何らかの宗教に属していないいわゆる無宗教の家庭に育ったのですが、中学生から受験をして大学までそれぞれ学校や諸派は変わったりしましたがキリスト教の学校jで10年以上生活していました。

 

家族にも親戚にもキリスト教の信者の人はいませんでしたが、なぜかキリスト教の学校に入学しました。

 

一般的にキリスト教の学校は一部から人気が高く、実際に皇室の秋篠宮家の方々もICU(国際基督教大学)に入学されたのも有名な話ですよね。

 

キリスト教学校が選ばれる理由

チェック

信者の家系だから

一般的に家系がだいだいキリスト教を信じている家庭であれば幼稚園ぐらいからキリスト教の学校へ入れている人が多いです。なかには祖父の代から代々その学校に通っている同級生などもいたりしました。

 

なんとなく平和そう

キリスト教といえばマリア様とか思い浮かべたりしてなんとなく平和そうなイメージがあります。ほかの宗教などと比べても他人を重んじる風潮なども強いので、学校の方針としても通っている生徒としても安心して暮らせるようなイメージがありますね。

 

なんとなくお洒落っぽい

これは特にミッション系の大学あるあるなのかもしれませんが何故かキリスト教の大学ってオシャレみたいなイメージを持っている人が多いと思います。ぼくも自分自身は別にオシャレなどに気を使うほうではないですが出身校の話などをするとオシャレだね~みたいな話になります。それしかイメージが無いんじゃ

 

英語教育がすごそう

キリスト教はもともと西洋から発祥した宗教なのでそのルーツ的に英語教育に力を入れているようなイメージがありますし。実際の学校の教育方針としてもミッション系の学校は英語教育に力を入れていることを謳っているところも多いです。

 

たまたま

キリスト教の学校で探すと結構あったりしますよね。ぼくは完全にこのケースで受験のときにたまたま合格した学校の中でいちばんよさそうなのがそこだったというだけの話なんですよねwまあでも②~④のイメージは前々から持っていました。

 

世間のイメージと現実の違い

勘違い

実際にキリスト教の学校に入ってみて前々から持っていたイメージとあっているところもあれば、覆されたものもありました。

 

むしろ改めて思い返してみると今までのイメージが変わったことのほうが大きかったような気がします。

 

信者が少ない(教師含む)

学校に入学してから驚いたのはキリスト教の学校なのにがっつりキリスト教の人が全然いなかったことです。

 

なかには家族が熱心な信者で、自分は洗礼だけはしているなんて子もいました。しかし本当に毎週教会に行ってますみたいな子はあまりいませんでしたね。

 

なので入学式で賛美歌歌うときとかもみんな知らないから歌えてなかったですし、アーメン?みたいな感じになっている人も多かったです。

 

教師のひとたちも同じで特にキリスト教であるというわけではなく、特に採用基準にキリスト教であるかどうかは関係ないみたいですね(それはそう)でも教育実習生が仏教系の大学からきていたときは謎過ぎた。

 

治安は悪くも無いけど良くも無い

キリスト教というと思いやりのキリスト教の精神が学校方針としても反映されていて、みんながみんな穏やかそうなイメージを持つ人も多いと思います。

 

現にそのような親が子供を入学させてくるのでおとなしそうな子は多いという印象です。

 

しかしなかには当然乱暴な人もいますし、いやな話ですが当然いじめや嫌がらせなんかもあったりしました。

 

なのでキリスト教の学校だから絶対安心というわけではなく、体感的にはほかの学校と比べてもそんない変わらないんじゃないかと思っています。

 

オシャレかは謎

これもまた先見するイメージでキリスト教の学校はオシャレというイメージがあります。そもそもなぜこのようなイメージなのでしょうか?なんとなく西洋的なイメージがあるから?

 

オシャレの定義も謎ですがファッションなどに関してとくに特段オシャレというわけではないと思いますし、優雅なスクールライフを送っているわけでもないですし至って普通です。

 

しかしそのようなイメージがあると女性の入学率が上がり男女比を見てもミッション系の学校は女性比が多い傾向にあります。

 

なので勝手に男性人が意識してファッションなどに無意識に気をつけているのかもしれませんね(笑)

 

キリスト教学校のメリット

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このように実際に学校で生活するようになって依然持っていたようなイメージは覆されたのですが、もちろんキリスト教学校ならではのメリットなどもありました。

 

英語教育はまあまあ充実してる

キリスト系の学校はそのイメージからか英語教育に力を入れているイメージがあり、ぼくの体感としても実際にそうだったと思います。

 

リーディングだけでなく外国人講師を招いてスピーキング・リスニングの授業などありました。

 

ほかにも英語資格を定期的に学校側で開催していたり、英語を学ぶための課外イベントなんかも充実していました。

 

ほかにもキリスト教ということで海外のキリスト教学校ともパイプがあったりして交換留学制度などのプログラムもあるところはあります。ここらへんは学校によるところも大きいとは思います。

 

最近ははグローバル化に伴い英語力は重要なスキルになっていると思うので、学校で英語を好きになれたのは良かったなと思っていますね。

 

キリスト文化の知識が身につく

キリスト教の学校にいくと道徳の代わりにキリスト教の授業があります。そこでキリスト教の歴史や思想などを学ぶのですが本当に興味がないと結構退屈ですw

 

教会言って礼拝のレポートを書かされたり、キリスト教の行事に強制参加させられたり結構大変なこともありました。 

 

これらの授業で学んだことは社会に出てすべて無駄だったかといえばそうではなく、周りを振り返ってみると至るところにキリスト教の思想が結構見受けられたりします。

 

たとえば結婚式ではチャペルで賛美歌を歌ったり、聖書朗読などありますよね。そんなときに事前知識があるといろいろスムーズに行えます。

 

また海外などに行くと日本とは違って生活基盤として宗教が根付いている国が多いことに気づきます。

 

そんなときにキリスト教の文化背景を理解しておくと相手の国の文化が理解しやすかったり、尊重できるようになったりします。

超図解 一番わかりやすいキリスト教入門

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ほかにもキリスト教といってもカトリックやプロテスタントなどさまざまな宗派が存在していてそれによっても考え方が少し異なったりしていてそれらも理解できるようになります。

 

エレベータ式が多い

キリスト系の学校は幼稚園から大学までつながっているなどエスカレータ式の学校が多いのも特徴です。

 

もちろん進学の際にテストなどはありますが一度入学できれば、あとは気持ち的にもだいぶ楽です。

 

たしかに受験勉強はいい思い出にもなりますがとても大変なものなので、ある程度いい学校に初期の段階で入ってしまえば青春時代をフルで謳歌できるというのも魅力的ですね。

 

まとめ

無宗教が多いとされている日本でもキリスト教の学校は多く、実際にいいイメージをもたれていて人気があったりします。

 

しかしそれは宗教とは関係なく、世間的なイメージによる影響が多かったりします。

 

世間的なイメージの中には正しいものもありますが、実際に入学してイメージが違うなと感じることもありました。

 

もちろんこれは学校によっても変わってくるのかもしれませんがキリスト教の学校を選ぶ際にはイメージだけでなく、ほかの学校と同じように校風や生徒の雰囲気などを見てじっくり判断したほうが良いでしょう( ³ω³ )