初心者の人は特化ブログより雑記ブログをおすすめしたい理由
ブログと単に言っても人によってさまざまな用途があります。自分の趣味を発信しているものや、備忘録・日記のようなものまで様々ですよね。
実際にに自分でいざブログを始めようとするとどのようなジャンルにしたら良いか迷うことも多いです。
はじめにジャンルを決めても続けていくうちにネタ切れや気分が変わったりすることもあります。
ブログの運営スタイル
実際にブログ運営のスタイルには特化ブログというスタイルと雑記ブログというスタイルに分かれています。
ブログ運営のスタイル
- ・特化ブログ・・・ジャンルはひとつ・狭く深い
- ・雑記ブログ・・・オールジャンル・広く浅い
これらのスタイルによって大体のブログは運営されていて、例えばぼくのブログだったらライフスタイルやPC関連など幅があるので雑記ブログのほうに該当します。
実際にそれぞれの手法によってメリット・デメリットがあり、ブログの運営者にとってブログのスタイルを決めることは結構重要だったりします。
特化ブログ
特化ブログとはその名の通りひとつのジャンルに特化したブログであり、アフィリエイトなど仕事としてブログをしている人に多いタイプがこれです。
もちろん個人でも何かに誠意通している専門家なら特化ブログのスタイルができますし、ジャンルが固定されていることによって記事同士の関連性も高くなりユーザーの定着率も高くなるといわれています。
しかし普通の人が特化ブログを一から作るのはかなり大変なことで、途中でネタが切れてしまったり他のジャンルに変えてしまいたくなる場合も出てきます。
ぼく自身、音楽系の特化ブログを一時期運営していたことがありますがやはり途中でネタが切れてしまったり、記事を増やすために好きでもないことも書かなくてはならないのでモチベーション的にも微妙なところで実際に失敗しました(笑)
特化ブログの特徴
- メリット・・・記事同士の関連性が高い、収益化向き
- デメリット・・・知識がないと更新がそもそも大変
雑記ブログ
雑記ブログとは特化ブログとは異なりジャンルはスポーツの事を書いたりゲームの事を書いたり何について書いても大丈夫です。
ブログって手軽なイメージがありますが結構企画・構成とか考えるのが大変だったりするんですよね。そういう面で好きなことを中心にかけるので更新もサクサク行うことができます。
その反面記事と記事の関連性がなくジャンルもばらばらなのでユーザーはひとつの記事を見たら帰ってしまう確率が高くなります。これらは直帰率といってSEOの面で見ても重要な要素のひとつです。
特に初心者の人におすすめされるのがこのスタイルなんですが程度なれてくると複数の特化ブログにシフトするブロガーさんもいます。
雑記ブログの特徴
- メリット・・・好きなことだけかけるので楽
- デメリット・・・収益性は低く基本趣味向け
雑記ブログをお勧めする理由
このように特化ブログでは収益性や運営の面などにおいてそれぞれメリットやデメリットなどの特徴があって、ブログをするにおいても悩ましい点です。
初心者の人は基本的に雑記ブログが進められますが、収益性の高さからいきなり特化ブログで始める人もいます。
どのスタイルを選ぶかというのはその人の方向性などによるのですが、個人的にはこれからの時代は雑記ブログが良いのではないかと思っていいてその理由などをあげていきます。
特化は企業一強時代が到来しそう
特化ブログは昔から今まで収益性の高いスタイルとして主にアフィリエイターを中心に人気のスタイルになっています。
しかし最近企業もブログなどオウンドメディアを展開するようになって、資金力によるセールス力や企業運営という信頼感もはじめからあって個人で太刀打ちするのは難しい時代になってきました。
たとえば健康系の特化ブログって昔は結構いっぱいあったのですが最近はGoogleの方針で個人のメディアなどはほとんど淘汰され、検索上位にあるのは企業や病院など法人によるものだらけです。
YouTuberの世界とかでもいきなり芸能人がチャンネルを開設して一日で何十万とか登録者数を出しましたよね。それくらい企業の力は絶大です。
このように特化ブログには他のブロガーだけでなく企業というとても大きな強敵がいます。またこのような検索順位の変動は結構メンタルに来るのでストレスなどにもなったりします...
感じるストレス
- ・順位変動
- ・ネタがない
- ・企業が強い など
またこのような流れは今後も強まっていく傾向にあり、信頼などが必要な特定のジャンルは企業のメディアに占有されてしまう可能性が高くなってきています。
ブログやユーザーのブランド力重視の時代
特記ブログと雑記ブログの運営などの違いはすでに書きましたが、ユーザーの視点から見ても雑記ブログが持つ強みがあり、それは「親しみやすさ」です。
特記ブログだと情報を淡々と書いていることが多いので情報的にはわかりやすいのですが、対話しているようなフレンドリー感・親しみやすさがありません。
その分雑記ブログの場合は日記のような感覚で親しみやすさがあり、それが実際にユーザーのロイヤリティなどにつながる場合があります。
企業などが相手だとしてもこの面は強く、企業はどうしてもコンプライアンス的に発言できないことやゴリゴリのセールス間のある文章など不振を招くものあります。
たとえばamazonで買い物をするときって商品情報だけでなく、個人のレビューを見て判断する場合も多くありますよね。そういう意味で個人という立場の発信にはある程度需要があるものだとおもっています。
いままでは検索順位や記事の関連性などSEO的なテクニックが重視されてきましたが、これからは個人やブログ名をいかに浸透させるかというブランディングが強くなる傾向になると思います。
ストレスフリーで継続しやすい
やはりブログを更新するに置いてはコンテンツを量産するというのが重要で、特化ブログの場合は挫折する場合が多いです。
ぼく自身も実際に特化ブログを運営していたときはモチベーションや知識の問題で続けることができませんでした。
その反面雑記ブログの場合はジャンルなど何を書いても自由ですし何より楽しんでブログをすることができます。これって何気に一番大事です。
雑記ブログであっても成功してかなりの収益を得ているブログもたくさんあります。なので特化だから絶対稼げる、雑記だから絶対稼げないというわけではありません。
雑記ブログを運営することにおいて重要なこと
このようにこれからの時代は雑記ブログが良いのではないかと思っているのですが、従来のような闇雲に更新するだけではあまり意味がなく、これにはコツがあります。
ジャンルはある程度絞る
どんな内容でも書けるというのが雑記ブログの強みではありますが、やはりカバーしている範囲が広すぎると読者にとっても運営者であっても混乱する場合があります。
なのでジャンルもある程度方向性的なモノをあらかじめ決めておけば運営するにおいてもユーザーにとってもわかりやすいものになります。
個人的にはジャンルは3~5個ぐらいにとどめておいたほうが良いでしょう。ぼくの場合は
- ・運営ノウハウ
- ・パソコン関係
- ・ライフスタイル
の3つに絞って運営しています。
心理学的にも選択肢が増えれば増えるほど人は迷いやすくなってしまうといわれていて、ジャンルが増えてネタが増える分今日は何を書こうか迷ってしまう確立が高くなります。
ぼく個人は3つに絞っていますが今のところまったくネタが途切れる気配はないですし、それなりにストックもたまっています。なのでジャンルは広げすぎないというほうが良いでしょう。
読み手を意識
雑記ブログというと趣味的な面が強かったりするので人を意識していない形になっていることも多いです。
良くないブログ
- ・デザインが悪い
- ・改行などがない
- ・見出しなどがない など
これらはブログに必ずしも必要ではにですし個人の運営は自由ですが、仮にも公開していて少しでも多くの人に読んでもらいたい場合は読み手を意識するというのも大切です。
雑記ブログにおいても読み手を意識すれば人気なども高まってくると思います。現に人気のある雑記ブログは読み手にとてもやさしいものになっているものが多いです。
改善点
- ・綺麗なデザイン
- ・見やすくする
- ・専門的な言葉を使わない など
ちゃんと更新する
ブログを更新するに置いて重要なことはコンテンツを増やすことで、そのために継続して更新していくというのは大事です。
せっかくブログなどを覚えて定期購読などをしてくれている人がいるのに更新があいてしまったりすると離れていってしまう可能性があります。
その点、雑記ブログはジャンルの広さや書く際の自由度の高さなどブログを更新しやすいスタイルのなっています。
なのでそのようなメリットを生かし、しっかり継続してコンテンツを提供することによってブログの成長などにもつながっていくのではないかと思います。
まとめ
雑記ブログと特化ブログはブログ運営において二大スタイルであり、いろんな人が特化がお勧めとか雑記の良さなどを提唱しています。
そんななかぼくが今後運営していくに当たってお勧めしたいのが雑記ブログ方面のスタイルになります。
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特化ブログは更新も大変ですし、最近では企業という巨大な敵もいて参入が難しくなっています。実際にぼくも特化ブログで失敗しました。
もちろん向き不向きもありますが、現在は雑記ブログのスタイルに変更して以前と比べて手軽に楽しく更新できているのでこのスタイルにして良かったと感じています。
雑記ブログでも読み手の意識などコツもありますが、うまく慣れていけば今後は個人の雑記のブログのほうが成長率なども高くなっていくのではないかと思います。