若者が選挙に行かないことは無駄だと思わない理由【積極的に行こう】
今記事を書いている時間では参議院選挙が行われているのですが、いつもこのシーズンになると出てくる話題があります。
・投票が少ない
・若者は投票しても意味ない
・白紙投票 など
最近では若者が選挙に関心を示さなくなったり少子高齢化の影響で自分が投票しても何も変わらないだろうという傾向がつよくなってきています。
若者が選挙に行かない理由
投票しても意味が無い
つい先日もこのようなツイートがありました。
ひろゆき(@hiroyuki_ni )氏が「若者が選挙に行けば政治が変わると言ってる人は全て嘘つき。2〜30代の投票率が100%になっても40代以上が40%投票するだけで同数。40代以上の投票率は常に50%近い。これは僕の考えとかじゃなくて単に事実」と言っていたので調べたらマジだったのでご査収ください。 pic.twitter.com/RKkp4hEuAH
— 加藤慎也@9/14勝手に天才万博in大阪 (@ktsn0) July 16, 2019
このように少子高齢化社会で高齢者に比べて若者数が圧倒的に多いので若者がすべて同じ表だったとしても高齢者には絶対に勝てないということです。
おおまかな仕分け
- 若者(20~40代)・・・約2700万人
- 中高年者(40代~)・・・約7800万人
このように数にしてみると若者の総数は中高年層のの40%ぐらいになり、その数の差も圧倒的ですよね。さらに少子高齢化が進めばこの差はどんどん大きくなっていきます大きくなってきています。
入れたい政党が無い
そして選挙では投票された数が大正義なので投票の多い層のための政治が行われえやすくなり、現代では表の中心が中高年層なので高齢者のための政治が中心になっていきます。
そのため高齢者層から支持をもらえる党が強いと言われていて、どの党も高齢者向けの政策をあれこれ掲げているようになっています。
なので現代日本はシルバー民主主義とも呼ばれ中高年者層の投票によって政治が決まってしまっているとも言われてしまっています。
シルバー民主主義
- ・投票者の大半が高齢者
- ・高齢者中心の政策
- ・若者の声が届きにくい
そうすると若者にとっては自分たちにメリットになる政策が少なくなるのでどの政党も魅力を感じなくなってしまい、選挙に行くモチベーションもあがりません。
もちろん高齢者への政策もこれから重要なものになってきますが、それに傾倒しても若者の少子化対策などに手が回らず長期的にも良くないものだと思います。
行くのが面倒くさい
ただでさえ若者にとっては選挙に行くメリットが少ないこの時代なのに選挙のスタイルはいまだに徒歩で会場に行くスタイルですよね。
現代は仕事も多様化しているので平日だけではなくシフト制で土曜日や日曜う日に働く人も多いです。選挙には期日前投票なども用意されていますがそれでも都合の合わない場合があります。
行くのがだるい理由
- ・日程が合わない
- ・天候が悪い
- ・投票への無力感 など
近年マイナンバーなども整備されて来たのにいまだに手で投票しに行くというのは忙しい人にとっては優先順位が低くなりますよね。
若者が選挙に行くメリット
このように選挙では若者だけでは政治を大きく動かすことは難しいかもしれませんが、若者にも投票に行くメリットがあります。
投票率が上がる
選挙ではどの政党に何票入ったかという情報だけではなく、どの年齢層がどれくらい入れたかという投票数も出されます。
その結果を見て若者の投票数が少ないと政党としても若者向けの政策はより少なくしていこうということにもなってしまいますよね。
たとえば20代の8割以上が選挙に参加していたら若者の投票数も馬鹿にできないので若者への政策にも目を向けるようになるかもしれません。
なので薄氷でもいいので自分の年代の投票率を上げるという意味でも選挙に実際に参加するという行為は重要だと思います。
若者の存在感を上げる
たとえば高齢者ばかりの政策ばかりを挙げている党の中に若者中心の政策をしている小さい政党があったとき、勝てる見込みは無くてもそこに表が集まることによって若者の政策の需要があることもあらわにできます。
選挙では年々若者の投票率が下がっているのでただでさえ選挙での若者の存在感は薄くなってきっています。
選挙に出ないことが抗議活動のひとつとして行っている人もいますが、正直票を入れないよりは票を入れた方が存在感も大きくなるのでよいと思います。一人の力は小さいかもしれませんが一人でも多く投票すればそれだけ大きな力になります。
若者を考えている高齢層もいる
若者の投票へ行かない理由のひとつには自分たちがどれだけ投票しても高齢者には勝てないというものも多いですが、すべての高齢者が若者のことを考えていないわけではありません。
中高年層の中でもちゃんと若者の育成のことを考えて動いている議員やそれを支持している有権者も多くいます。
高齢者層の中には自分に有利な政策を選んでいるわけではなく、子供を持つ人も多いので若い人たちの将来を考えてくれている人もちゃんといるのです。
折角高齢者の有権者の中にも若者のために投票してくれている人もいるのに肝心な若者が動かないことによって何時までも流れが変わらないです。
変わって欲しいポイント
実際にぼくは毎回選挙に参加していますが、正直選挙に行きたくない人の気持ちも代わります。それには選挙や政治などの問題もあるので個人的に変わって欲しいポイントもあげてみます。
選挙に行きやすく
選挙は近くの投票所に行って自分の手で書いて投票するというスタイルが昔から
一般的でしたがやはり今の時代もう少し楽になってもよいのではないかと思います。
最近ではITも発達しているし、マイナンバーなども普及しているのでネットなどで投票できるシステムがあればもっと楽になると思います。
そうすれば都合が合わない人や家が出るのが億劫な人でも簡単にできると思うのでスマホなどに慣れている若者の投票率は上がると思いますし、外に出歩けない高齢者の人などの投票率もあげることができます。
しかしキャッシュレスのニュースでもあるとおり現状ではハッキングなどのリスクもあり導入は時間がかかりそうですね。
格差をなくす
やはりマジョリティである高齢者を意識しすぎて、高齢者向けの政策に傾倒するのはあまりよくないと思います。
なので高齢者だろうが若者だろうがどっちが損するような政策ではなく、誰もが満足できる政策にして欲しいです。
公約などに傾きがあるとやはり若者には行くモチベーションが減少して欲しいのでどちらも満足できるように傾きは小さくして欲しいと思います。
公約は実現して欲しい
票が欲しいばかりに実現性の低い公約を多くあげたり、選ばれてもなかなか手をつけないなどの行為はして欲しくないですね。
この人の公約がいいなと思って投票したのに、なかなか現実にならないのを見てると投票者としてもモチベーションが大きく下がります。
なので選ばれた人にはしっかり公約を実現するよう力を尽くし、国民の信頼を得られればおのずと投票率も上がってくると思います。
まとめ
選挙では少子高齢化の問題で若者だけの力では政治を動かすことは難しく、数的に全員で投票しても高齢者の40%にみたないなんてデータもあります。
そんななかで若者は政治に無関心になってきていて、選挙の投票率も少なくなってきています。
さらに若者だけではなく全体的にも投票率は下がってきていて若者が投票するならある意味で今がチャンスだと思います。
選挙に行かないというのもひとつの抗議活動かもしれませんが、行かなくても催促がくるだけでそれ以上の効果は見込めないと思いますし、ずっと局面は変わらないと思います。
なのでやはり若者の存在感をアピールするためには実際に選挙に行って若者たちにとって良い製作を約束してくれるような党に投票することです。
たとえ投票した政党が選ばれなかったとしても若者が投票することによって投票率も上がりアピールをすることが可能です。
なので政治を変えたいならば行かないよりも実際に投票するなりして実際に動くというほうが動かないよりも重要だと思うのでまずは参加してみましょう。